人間の睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

ノンレムとは目が動いていないという意味なので脳と身体の深い眠りを示します。

レムは寝てるけど目や脳が動いている状態なので浅い眠りを示します。

通常の睡眠はレムとノンレムが交互に繰り返されますが、ナルコレプシーは覚醒状態からいきなりレム睡眠（浅い眠り状態）になってしまうのです。

これには視床下部で作られるオレキシンという神経伝達物質の欠乏が関与していると考えられています。

ナルコレプシーには根治療法が今のところありません。そのため、とにかく規則正しい生活を心かけることです。

人間の生体周期を社会生活の周期に同期、同調させることは現代を生きる上で大切ですが、なにより一番重要なのは地球時間の周期にまず生体周期を合わせる事です。