
東京都で刺絡を専門に行っている神楽坂東五軒町鍼灸整骨院です。
当院では6年間で600以上の豊富な経験と実績があります。
是非、鍼灸治療院で刺絡療法をお受けになる際は当院へお越しください。
刺絡と自律神経。
刺絡とは、指先や背中のツボに針を刺して出た分の血を出すという鍼治療の一つです。
東洋医学的に、指先や背中は五臓六腑に通じるツボがあるとされています。
西洋医学的には指先、背中、頭、お顔は自律神経に影響を与えやすい部位と考えられています。
交感神経と副交感神経。
リラックスの副交感神経が優位になると、血管が拡張して血の巡りが良くなる、内臓運動が活性化される、血圧が下がる、免疫力が上がるなど、身体にとって良い事が起きます。
一方、交感神経という緊張状態の神経が優位になり続けていると体にとってよくないことが起こります。
①血管が収縮するので血の巡りが悪くなるます。
②血管壁の内側から内因性発痛物質が出てきて痛みや炎症が起きやすくなるのです。
③内臓運動が滞って消化吸収も鈍ります。
④リンパ球値が下がって顆粒球の値が上がります。
リンパ球の値が下がると単純に免疫力が下がります。
顆粒球が増えると活性酸素が増えるで胃腸粘膜を傷つけたり動脈硬化の原因にもなります。
現代は交感神経が優位になりやすい。
今の世の中、パソコンやスマートフォンなど同じ姿勢で長時間やり続けている方が多いです。
そのような事を続けていると筋肉が硬くなって血の巡りが悪くなります。
目も疲れて電子機器の「光」の影響で交感神経が活性化しやすくなります。
そうなると、真に身体を休ませることが難しくなり、不眠や何らかの不調につながるのです。
溜った瘀血が様々な不調を引き起こす。

「瘀血」とはへこんだところに溜った余分な血という意味合いを持ちます。
なぜ瘀血が溜るかというと、単純に血の巡りが悪いからです。
交感神経優位、ストレス、運動不足、不摂生などの要因が挙げられます。
長寿の弊害。
現代社会は飽食の時代と言われ様々な食物が手軽に手に入りやすい状態にあります。
それにより人類は確かに昔と比べて寿命は延びました。
生き物の寿命は心拍数と比例しています。
ネズミなどの小型動物ほど心拍数が早く寿命が短く、逆に大型動物ほど心拍数はゆっくりで寿命が長いです。
人間の心拍数は一分間に60~120回で、これはキリンやトラと同じくらいです。
心拍数と寿命の関係からするとこの場合の寿命は20年くらいなのですが、人間の平均寿命は70~80歳、今では120歳時代が来るとも言われています。
要は医療の進歩と食物、栄養の普及などの要因により平均寿命が格段に延びたのです。
それ自体は喜ぶべきことかもしれません。
現代と科学の弊害。
ですがそれにより、現代特有の病に我々現代人は苦しめられています。
例えば、自己免疫疾患やアレルギー性疾患。
本来、なんてことない自然由来の食物や花粉などに過剰反応してしまうのです。
今では子供の頃から花粉症になってしまう子も多くいます。
これはあらゆる化学物質が大幅に増えすぎて身体に影響を与えている可能性があります。
少なくとも、大昔にはなかった物質です。
化学物質は、食べ物、飲み物、薬、衣類、洗剤、空気などを通じて身体に入り込んできます。
それらが溜って血となり肉となっていくわけです。
僅かに身体に合わないものや、ある種の毒素を微小に含んでいるものを普段から摂取していると溜っていきます。
そしてある日、何らかの症状をもたらすのです。
それを防ぐためには、まず日常生活の面で気を付ける必要があります。
運動、ストレスをためない、食生活の見直し、化学物質をとらないなど。
あとは「刺絡療法」も重要です。
刺絡を行うことで溜った瘀血を外に出すのです。
これは運動やマッサージ鍼、灸、カイロプラクティック、湯治などではできません。然るべき箇所から瘀血をだす「刺絡」でしか出来ないことなのです。
刺絡の注意点。

刺絡ではカッピングを用いて瘀血を出します。
その際には、内出血、水泡形成のリスクがあります。
当院ではその両方に極めて注意を払っています。
内出血は1~3週間で消えます。
水膨れは、肌が弱い方、水分を取りすぎている方などに起きやすい傾向にあります。
ですが当院では、最大限の効果を出しつつ、極力短い時間でカッピングを行います。
そのため、内出血は多少起きますが、水泡形成は基本的に起きませんので安心してください。
カッピングで吸引する施術を行う際は必ず10分以内、そして施術部位をよくよく吟味して慎重に行っていきます。
刺絡の料金と時間について。

料金は初回のみ初診料1500円と施術代は13200円です。(税込)
美容鍼や、鍼灸治療を組み合わせる場合は手技により料金と時間が変わります。
時間は約60分です。