腕を内側に捻るというのを回内と言いますが、今回は水泳後に前腕の回内で肩が痛いという症状です。

痛む部分は肩の側面と前面ですが、この症状を改善するのに見るべきポイントはまず前腕です。

肘周辺や、前腕屈筋群を押えた状態でもう一度回内動作をしてもらうと肩の痛みがないという結果を得る事が出来ました。

あとは、回内で痛むので回外（前腕を外に捻る）方向に「俺式等尺性収縮法」を掛けます。前腕屈筋群の中でもひときわ硬くて押すと響く急所を緩めて一度手を放します。それでもう一度回内動作をして頂きますと、痛みがほぼないとの事。

痛みが最初の半分以下になっていればその時点で施術を終了させてもいいのですが、最後に肩の痛みがある局所に対して無血刺絡を行いました。

これで施術は終了して様子を見て頂きます。

恐らく、突発的な症状であり施術効果もその場で大きく出ましたので症状のもどりがあったとしても少なくて早期に痛みが無くなる可能性が高いと考えられます。

神楽坂　東五軒町鍼灸整骨院より。

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