糖化とはタンパク質に余分な糖質がくっついて起きる反応の事です。糖化が起きるとタンパク質が劣化して老化の原因物質ともいわれるAGEsが発生します。このAGEsは様々な老化現象と関係していると考えられています。アメリカでは老化には個人差がある事から、人工的に老化を食い止める事ができるのではないかという研究が進んでいるそうです。
豚肉の皮に糖分を付けて4分間70℃のフライパンで焼くと、硬くて黒くなります。糖分を付けなければ白くて柔らかいです。
人間の皮膚も同じで、AGEsがコラーゲンにくっ付くと硬くなりシミやシワの原因となるのです。
AGEsは主に食事を通じて体内に蓄積します。ご飯を食べた時に血液の中に糖が溢れ出てタンパク質と結びついてAGEsが発生するのです。特に炭水化物のドカ食いには注意が必要です。血糖値が高い状態が続くのは糖尿病のリスクの他、糖化の面からも気をつけねばいけません。
そして、タンパク質と糖に熱を加える事でもAGEsが発生します。そのため、揚げ物や焼き肉などは必然的にAGEsが多く入っています。
AGEsの蓄積は、動脈硬化、認知症の進行、シワたるみ、骨粗鬆症などに関与します。
糖化を妨げるには食物繊維、ペクチン、糖質吸収度合いが低い食材などを摂取するのが良いです。
食物繊維はきのこや玉ねぎ、ナスなど。ペクチンは納豆、長芋、オクラなど。糖質吸収度合いが低い食材はGI値で表されますが、GI値60前後のものがよいでしょう。
また、ブロッコリースプラウトは糖とたんぱく質が結合して起きる糖化反応を抑えてくれる働きがあります。ブロッコリースプラウトの糖化抑制作用は食物の中でダントツです。
あとはなんといっても運動が大切です。
運動には糖の代謝を促進して、食後の血糖値スパイクや肥満を予防する効果が見込めます。現に、クラブに属して定期的に運動をしてる方とそうでない方とでは肌年齢が前者の方が若い傾向にある事がわかっています。
そして、睡眠も大切で睡眠時間が5時間未満の人もAGEsが高くなりがちです。
よく寝る、よく動く、よく笑う、よい食事が健康で長生きする秘訣なのかもしれません。
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