皆様こんにちは。
今回はの必殺の考察は、「必殺仕事人」の畷左門さんんの殺陣についてです。
人体を真っ二つに折るという事ですが、ポイントは腰を思いっきり反らした場合どうなるかという事です。
簡単に言うと、脊柱の関節が脱臼する可能性はあります。そしてそれにより背髄の損傷が起こる可能性もあります。
腰の前屈に比べて後屈は可動域が少ないですが、体操選手のようにうつ伏せ状態から後屈していき、最終的に足が顔の横に来るようなこともやってやれない事はないわけですね。しかし、それにはポイントがあって、「骨盤の可動域」を広げねばならないという事です。腰骨(腰椎)の可動域は15度くらいで実はあまり動いていないのです。ではどうして立位体前屈のようないわゆるおじぎ動作が出来るかというと、脚の付け根である「骨盤」という土台ごと前に傾けているから前屈が出来るのです。
なので日々、無理せずに骨盤周辺の可動域を少しずつ上げていく事は可能であり、可動域範囲内で腰部の後屈を行う分には全く問題ないという事です。
ただ、これ以上曲がらないという時点まで自力で後屈して、そこからさらに思いっきり他動的(人に押される)に力を掛けるのは脊柱の脱臼骨折、脊髄損傷などのリスクがあり危険ですので絶対に行ってはいけない事は言うまでもないでしょう。
実際に、脊柱の脱臼骨折などを起こす場合は交通事故の時など、背骨にかなり強い力がかかるような場合です。
「必殺仕事人」に話を戻すと、僕としては左門さんは最後まで刀で戦ってほしかったですね。まあ、左門さんは貧乏な武士でして、「これじゃあ食べていけないからしょうがない」という事で刀を質入れして、そのお金で屋台をやり始めて、そのために殺し技を変えざるを得なかったんですけどね。お侍さんキャラが主水さんと2人いた時の安心感が大きかったように思います。しかし…左門さんに関しては最終回が気の毒で見ていられませんでした。「必殺仕事人」は「仕事人」というタイトルが使われた初めての作品でした。話の面白さや、三田村邦彦さん演じる秀の人気もあったようで話数も多く、その割に飽きない仕様になっていましたが、やはり最終回の事を考えると僕個人的にはもう一度見たいとは思わないかもしれません…。でも、「必殺仕事人」は山田五十鈴さんや、歌舞伎界の大物中村鴈治郎さん、笑点でおなじみ山田隆雄さんが出演されていたりと豊富なキャスト陣で、見ごたえは確実にありましたね。面白い回だけだったらかいつまんでまた見て見たいと思います。
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