東京都新宿区で「頭痛鎮静の鍼」に力を入れている神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院です。

皆様こんにちは。

当院では、「頭痛鎮静の鍼」にも力を入れています。

普段起きるような頭痛の種類は大きく分けて四つです。

1 筋緊張型頭痛

2 片頭痛

3 群発頭痛

4 後頭神経痛

1の筋緊張頭痛は、デスクワークや眼精疲労、冷えなどで肩頚背中などの筋肉が硬くなり、血の巡りが悪くなることにより起こると考えられています。治療方針としては、温めや筋緊張の緩和です。寒い季節の曇りの日など、寒冷による緊張性頭痛はマイクロ波照射で一発で改善したケースもあります。

頚や肩の急所に鍼を刺し入れ、「響き」を与えていきます。それにより軸索反射という反射を起こし、血流を良くしていきます。それにより症状を緩和させていきます。4つの頭痛の中では比較的緩和させやすいタイプです。

2片頭痛。何らかの原因で側頭動脈などの血管が拡張し、その周囲にある三叉神経を圧迫して拍動と共に痛みが定期的に現れるタイプの頭痛です。如何にしてドキンドキンという拍動性の頭痛を止めるかがポイントになります。耳周辺の急所を押えてりするだけでも楽になるケースもあります。あとは、お酒を飲んだ後などのかなりガンガン痛い血管拡張性頭痛。この場合は、血管が拡張していますのでそれを中庸に戻す必要があります。無血刺絡の刺激がかなり効果的です。これは臨床上での経験の他、身をもって体験もしています。詳しくは「無血刺絡で効果が出たシリーズ」を参照ください。

3群発性頭痛。これは、両目の奥がキリで突かれているくらい痛いとても辛い頭痛です。割と珍しいタイプの頭痛です。かなり痛みが強いので、まずは病院に行って頂きます。その後、脳や血管に問題がないと、痛み止めくらいしか対処法がないと言われたら当院の伝番ですね。完璧に緩和できるとは言い切れませんが、やる価値はあると思います。現に、群発性頭痛疑いの患者様の症状が起きずらくなったり、痛みのレベルが前より低くなったなど症状が改善してきています。

施術法針としては、群発性頭痛は大別すると片頭痛のカテゴリーに入るらしいので、片頭痛の時と同じように頚周辺に鍼を刺して響きを与えたり、無血刺絡を行います。基本、痛みが強い時は無血刺絡が効果的な場合が多いです。

4後頭神経痛。上位頸椎から後頭部の方へ出ている後頭神経の走行に沿って痛みが出る頭痛です。髪をくしでとかしたり、後ろ髪を触ったりするとピリピリとした痛みがでる時がある、なんとも不快な頭痛です。頭部外傷後、頭頚部の手術後、何らかの姿勢異常などで起こることが多いです。これに関しては、痛むあたり(後頭神経周辺)と、上位頸椎のあるポイントに無血刺絡を行うことにより改善する可能性がかなり高いです。それでも改善しない時は、温めが効果的な場合もあります。

頭痛は、日々の生活環境や姿勢、ストレスの度合いなどが関係している可能性はかなり高いです。その中で、頭痛という「痛み」に対しての施術も大切ですが、日々の生活の中に症状が出る何らかの悪習があるかもしれません。そこと向き合い、いかにして頭痛が起きやすい状態を回避していくかという事を考えていくのも一つです。一緒に頭痛改善のため歩んでいきましょう。辛い頭痛をお持ちの方、いつでもお待ちしております。