57 必殺仕事人の考察シリーズ。仕事人達の職業病について。「怪力系」念仏の鉄の場合。

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https://youtu.be/DIzGlBo347M

皆様こんばんは。
今日も必殺シリーズの考察について書いていきます。

今回は、もし仕事人達が職業病で身体を痛めたとして、僕ならどこを施術するかという事について書いていきます(笑)

実際の話の中でも何人か仕事中に怪我をしています。
必殺仕事人Ⅳだったと思いましたが、秀が相手に目をやられて、目隠し状態で敵の亜門穴を探り、一発で仕留めた時はかっこよかったですね。

まあ、それは置いておきます。

敵にやられたのを抜きにして、仕事中にオーバーユーズで痛めたりした場合について書いていきます。

 

様々な仕事技がありますが、そのなかでどうしても怪我しやすい系の仕事人カテゴリーはまず、怪力系だと思います。

なぜなら、武器を持たないからです。素手の自分の身体が唯一の武器なので、使えば使うほど武器が磨耗するのと同じで、自分の身体がどんどん痛んできます。

それでは、今回は「怪力系」仕事人の中でも一番有名な、念仏の鉄について考えていきます。

 

怪力系  念仏の鉄
あらゆる関節を脱臼させる技をつかいます。最終的に指で背骨、首骨を脱臼させ相手を倒すという殺陣となります。

この場合、まず痛むのが指です。
利き手側の、特に人差し指と中指の指節間関節および、指の屈筋腱、伸筋腱、正中索、側索などの靭帯が痛むと思います。
そして、鉄の場合一番起きやすい怪我は槌指(マレットフィンガー)です。

要は突き指ですね。正式名称を槌指といいます。これは、指をまっすぐにした状態で垂直に物に当たり、DIP関節(第一関節)が曲がってしまいます。
その時の衝撃の強さによって、指の伸筋腱が切れるか、骨折するか、骨折して脱臼するかという状態になります。

傷んだらかなり長いことステンレスの棒などで指を伸ばしっぱなしで固定しないといけません。そうしないと一生、第一関節が曲がった状態になってしまうのです。

皆さん、突き指って結構かるく言いますし、引っ張っとけば治るって思ってる方も多いですが、指の脱臼骨折を起こすこともある、あなどれない怪我なのですよ。
ましてや、仕置人である鉄が痛めたら大変なことになります。骨折してる場合は敵の手術になるケースもあります。
江戸時代に鋼線を刺入するような高度な手術はできません。

最初に最低でも6週間固定します。さらにそこからリハビリしながら夜のみ約1ヶ月固定します。
職場復帰は鉄の場合、約半年後くらいになるかと思います(笑)

まあ、劇中でも鉄は自分の指や爪を大切にケアしているシーンがありますので痛めないように気を付けているとは思いますが、痛める可能性はかなり高いですね。

特に背骨の場合の骨外しは、(現実的に不可能ですが)筋肉の層がかなり厚いので、そこを指二本で押しのけて脊柱の椎体部分を両側から挟んで左右もしくは、下方にずらすというのは、かなり指に負担がかかります。
さらに鉄は、勢いをつけて指を脊柱に突き刺していますのでその瞬間にマレットフィンガーを引き起こす可能性が大いにあります。

このような事態になりないように、僕であれば鉄の指にまずテーピングを行います。テーピングをすることにより、指全体と伸筋腱の付着部を守り、頑丈に補強することができます。
…しかし、テーピングをすることにより指の感覚が鈍ったりパフォーマンスが低下する可能性はありますが…。

そういえば、鉄は必殺仕置人の時は黒い手袋をはめて仕置きを行っていました。なので、テーピングくらいは大丈夫かなとおもいます(笑)

あと、指のトラブルで多いのが変形性関節症とリウマチもあります。
変形性関節症は、ヘバーデン結節、ブシャール結節といって加齢により指の節々の関節が変形してきてしまいます。
動かしにくかったり痛みが出たりします。

それと鑑別が必要になるのがリウマチです。
リウマチだと、左右対照に指の第二関節
が自己免疫により破壊されてきてしまいます。指や肘、背骨などが侵されやすい傾向にあります。

外傷ならともかく、鉄がリウマチになったらもう仕置人を引退せざるを得ません…。

他に、デュピュトラン拘縮というものもあります。これは原因不明ですが、喫煙者に多いといわれます。
小指と薬指が曲がり、人差し指と中指が伸びた状態で拘縮してしまった状態になります。
ちょうど、タバコを指で挟んで持っているような状態ですね。
鉄はキセルをよく吸っています。まあ、タバコとは違う持ち方をするので少し違うかもしれませんが、タバコよりもキセルの方が重いです。なので、より負担がかかりやすい可能性はあります。

 

とりあえず、まとめとしては鉄の場合、利き手の示指、中指のマレットフィンガーが起きる可能性が極めて高いです。
予防法としては、指のテーピングです。
万が一受症した際は、腱を切ったか骨折か、脱臼骨折かによって若干変わりますが、少なくとも6週間固定。
その後、リハビリ。そして夜間の固定は約1ヶ月継続。
リハビリと指のトレーニングを行い、3ヶ月後くらいからテーピングをした状態で多少ハードなトレーニングを行います。

そして、受症から約半年後くらいに現場復帰という形が一番望ましいのではと思います。
ですが、一番いいのは「引退」ですね(笑)

 

 

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