皆様こんにちは。
今日は、大腸癌について書いていきます。
大腸粘膜に発生した悪性腫瘍のことで、その大部分が腺癌(分泌腺があるところに出来る癌)です。
日本国では食生活の欧米化に伴い、増加傾向にあります。平成17年の統計では、男性の悪性腫瘍(癌)による死亡第4位。女性では第1位となっています。
大腸癌は、確かな成因は明らかではありませんが、癌遺伝子の関与、食生活との関連が指摘されています。特に、高脂肪食、低繊維食の習慣がある方、胆のう切除後の方に発生率が多い傾向があります。胆のうは、胆汁を十二指腸に分泌して、脂肪を分解します。なのでその胆のうがないと脂肪分解が難しくなります。
炎症性の腸疾患で、長期に大腸炎が持続していても大腸癌を発生しやすいといわれます。
その他、過形成ポリープからの癌化はまれですが、腺腫性のポリープは癌化しやすいといわれます。
初期の症状はあまりなく、とくに右側、上行結腸側の場合は便に流動性があるため癌が進行するまで分かりずらく、発見が遅れる事があるようです。
左側にできると、便秘になりやすいという特徴があります。他に、癌があることで、持続的な少量の出血がありそれによって鉄欠乏性貧血になるので、そこで気付かれる場合があるようです。
大腸癌が進行すると、腹痛、便通障害、便の細小化、血便、腸閉塞がみられます。
診断として、腹部の触診で腫瘤として分かるのは大分進行してからのようです。
検診での便潜血反応が早期の診断に有効といわれています。しかし、偽陰性の場合もあってあくまでスクリーニング(おおまかなふるい分け)検査として行われます。
確かな診断には、大腸内視鏡と生検が一番重要です。
大腸がんの好発部位は、
1番 直腸
2番 S状結腸
3番 上行結腸
4番 下降結腸 横行結腸 盲腸
という順番です。直腸がんの頻度が高いので、直腸指診も必要です。肝転移、肺転移することもあるので、超音波検査、CT検査も重要です。
腫瘍マーカーとして、血清CEAがありますが、早期診断には役に立たないようです。
治療法は、早期癌の場合は内視鏡で切除手術を行うようです。進行がんの場合は、外科的手術になります。部位によっては、人工肛門を造設することになります。肝転移、肺転移がある場合はそれらも含めて切除することが多いようです。
手術不能な場合は、抗癌薬による化学療法を行います。
予後は進行度によるようなので、とにかく早期発見!早期治療!が大切です!!!日本人に多い大腸癌…絶対早めに健診行った方がいいです!!!
神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。
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