消化管疾患シリーズ。下痢、嘔吐、腹痛に注意!急性腸炎について。

皆様こんにちは。
今日は急性腸炎について書いていきます。

 

急な下痢、嘔吐、腹痛が1~2週間続くものを急性腸炎といいます。
そして、この状態が長期にわたって続くものを慢性腸炎といいます。慢性腸炎の場合は急性に比べて比較的症状は弱い傾向にあります。
慢性腸炎に関しては、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群の範疇にはいるようです。腸炎の定義が必ずしも明確でないので、慢性、急性共に腸炎の発生頻度は不明です。ただ、細菌性の食中毒は9月に多い傾向があります。

 

病態生理として多くは、ウイルスや細菌、原虫、真菌の感染により腸炎を発症します。
食中毒で腸炎が発症する例ですと、腸炎ビブリオ、コレラ菌、サルモネラ菌、腸チフス、赤痢菌、病原大腸菌などが起炎菌としてあげられます。
その他、食物アレルギーにより起こることもあります。

 

症状は、腹痛、下痢、嘔吐、ひどい時は発熱、血便などもあらわれます。ウイルス性の腸炎の場合は比較的症状が軽いようです。
直腸に炎症がありそれが強い場合は、テネスムス(裏急後重といい、排便後も下腹部痛、便意が持続する症状)がみられます。
下痢を繰り返す場合は、水分や電解質が失われるリスクがありますので補液に注意です!

 

治療法は、細菌性によるものは感受性のある抗生物質、抗菌薬を用います。

その他の原因の場合は、対処的な治療を行うようです。

上項でも書きましたが、腸炎の場合下痢や嘔吐により水分、電解質が失われる危険があります。

 

よく、子供のころ風邪をひいて高い熱が出た時、親に果物を食べなさいといわれたり、ミカンなどを買ってきてくれた思い出があります。

果物の果汁には、カリウムが豊富に含まれています。その他、スポーツドリンクも併せて飲むように言われたことも多いです。

スポーツドリンクには、ナトリウムが含まれています。糖分も多く含まれていますので、摂取量には注意が必要ですがナトリウムとカリウム、水分の摂取は極めて重要です。

 

身体を構成する物質の最小単位である細胞は、細胞内外にカリウム、ナトリウムを多量に含んでいます。なのでそれらが失われた状態を電解質異常とよばれますので、それを防がなくてはなりません。

 

しかし、経口摂取が難しい場合は点滴により輸液を行います。下痢を抑えるために止痢剤、ビフィズス菌製剤、消化酵素薬を投与する場合もあるようです。

実は僕も中学生の時に腸炎になったことがあります…。その時は下痢、発熱、腹痛、嘔吐に悩まされすごくつらかった思い出があります。

症状が治まるまで絶食といわれ、ずっと点滴していました。夏だったので余計に辛かったです。

そして病院から家に戻り、親が買い物でいない時に一人でいた際に、どうしてもお風呂に入ってさっぱりしたくてお湯を沸かして湯船につかりました。

その時に初めて脱水症状を経験しました…。力が全然入らず、フラフラして、まだなんとかホフク前進くらい動けたので良かったですが、誰もいなくて湯船から動けなかったら本当に危険だったなと今でも思い出します。皆様脱水には本当に注意してください!

 

 

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