脊柱の圧迫骨折。神楽坂/鍼・整骨・刺絡

背骨の圧迫骨折が一つ起きるとその下や上の椎体も骨折しやすいです。
まるでドミノのように次々骨折する事からドミノ骨折ともいいます。
背骨の圧迫骨折は、お腹側が潰れます。
したがって、背骨は後弯を呈しやすいのです。

なりやすい人

骨粗鬆症
高齢者

年齢と骨密度

骨密度は20代がピークです。
そして50代から落ち始めます。
女性は閉経に伴い、エストロゲンが減ります。
すると骨が壊されやすくなるため男性よりも骨密度が低下しやすいです。

きっかけ

重いものを持つ、転倒などです。
しかし、きっかけがなく骨折する場合もあります。
これをいつのまにか骨折といいます。
強い痛みを伴う事もありますが、じわじわと折れていく場合もあるのです。
その時は通常の腰痛と混同してしまい、気付くのが遅くなります。

圧迫骨折の治療

保存療法→コルセット、痛み止め、骨粗鬆症のくすりなどです。
観血療法→手術。

骨粗鬆症の薬

骨の形成を促し、破骨細胞の働きを鎮める効果があります。
骨を強化する事でドミノ骨折を防ぐ目的もあるのです。
この薬を飲む事で、他の椎体圧迫骨折のリスクが40〜80%減少するそうです。
※NHK今日の健康より

ビタミンD

カルシウムを骨に沈着させるにはビタミンDが必要です。
食事で補ったり、日光を浴びて精製せねばなりません。
SPF30以上の日焼け止めを塗ると、表皮上で合成されるビタミンDの95%が阻害されます。
日焼け止めはほどほどにした方が良いです。
ビタミンDは体に蓄積しやすいです。
そのため、週に2から3回くらい食事で摂るといいでしょう。
毎日食べる必要はないのです。

運動

背筋の筋肉をつけたり、散歩などの全身運動が重要です。
肘関節屈曲90度、肩関節が移転90度の状態を10秒キープするだけでも脊柱周囲が鍛えられ、血流が良くなります。

鍼、刺絡は神楽坂東五軒町鍼灸整骨院へ。