小児に多い疾患シリーズ。A群溶結性連鎖球菌と猩紅熱。

皆様こんにちは。

今日は猩紅熱について書いていきます。

 

猩紅熱は、起炎菌がA群溶結性連鎖球菌といって、主にくしゃみやせきなどで飛沫感染します。

学校や家庭などで移るケースが多いです。

 

起炎菌が入り込むことにより、急性上気道炎、咽頭炎、扁桃炎などを起こし割と高い熱が出ます。

発症してから12から48時間以内に発赤毒素により全身に発赤がみられます。

特に、口内の舌の舌乳頭という部分にも発赤がみられ、イチゴのような見た目になります。そこから、イチゴ舌と言われます。

 

猩紅熱は今現在ではあまり起こらない病気とされていますが、3から12歳くらいの小児に多く見られます。

冬から春にかけて起こりやすいと言われます。

 

検査所見では、抗ストレプトリジン(ASO) 、抗ストレプトキナーゼ抗体(ASK)というものが高値を示します。

これは一般の方はあまり関係ない知識ですが、国家試験などで一般臨床医学各論の科目で大切な部分となります。

 

予後は、適切な抗菌薬を投与してもらえば良好で、治療後早期に軽快するようです。

 

しかし、再発やリウマチ熱、急性糸球体腎炎の続発もありますので気を付けなくてはいけません。

 

…じつは僕も溶連菌感染症に小学校低学年の時に罹患しました。それも二回も…!

なぜかというと、その当時僕は粉薬がどうしてもどうしても苦手で、ちゃんと飲まずにいたらなかなか治らず二回も罹患してしまったのです。病院の先生と親にめちゃくちゃ怒られながら薬を飲んだ記憶があります(笑)

 

今、医療関係の仕事をしていて体の知識を勉強すると本当に恐ろしい事だと思います。

小さい頃は、本当に親と先生の言う事を守ってしっかり薬を飲まなくてはいけません!(笑)

…僕が言っても説得力ありませんが。