皆様こんにちは。
今日は、乳幼児に多い疾患シリーズで、アデノイド肥大について書いていきます。
アデノイドとは、咽頭扁桃のことで喉と鼻の間にあるリンパ組織の一つです。細菌やウイルスから守ってくれる働きがあります。
子供のころにアデノイドが大きくなり、免疫がほぼ備わってくる10歳くらいで小さくなっていくようなのですが、あまりにも肥大しすぎると気道が圧迫されて呼吸が苦しくなります。その他、扁桃炎にもなりやすくなります。
そのため、手術で切除する場合もあります。
アデノイドが大きくなるのは、免疫がしっかり備わっていない状態の体を守るためです。なので、大きくなること自体は特に異常なことではないそうです。
うちの子供も、風邪を引いたりして鼻が詰まったりすると、寝る時によくいびきをかいています。
病院に行って診てもらってもこのくらいなら大丈夫とは言われますが、時には呼吸が止まっているように苦しそうな時があります。
身体を寝返りさせたり横向きにしたり対処しますが、心配になります。
色々調べてみると、アデノイド肥大により様々な症状や疾患が起こるリスクもあります。
例えば、
・常に口呼吸になるので、扁桃炎を起こしやすくなる。
・喉の痛みや飲み込みづらさがあるので、ご飯をあまり食べなくなる。(栄養障害)
・息が出来なくて夜何度も起きてしまう。それで寝不足になってしまうので日中眠い。(発育障害)(睡眠障害)
・耳の方にも影響が出る事がある。
風邪により一時的に喉が腫れている状態ならば、消炎鎮痛のお薬などで楽になると思います。
後は、程度にもよりますが10歳ころには小さくなるらしいので、保存療法を行いながら様子をみるという形があります。
どうしても睡眠時にお子さんがひどくいびきをかいている、苦しそう、呼吸が止まっているという時は耳鼻科を受診されるべきかと思います!
神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。
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