水虫(白癬菌)をなるべく家に連れ帰らない方法。

水虫(白癬)の原因菌である白癬菌は、家のフローリング、バスマット、共同浴場の床などに普通に存在しています。

足裏に付いても払えば簡単に落ちる。

一度足裏に付着した白癬菌は15分くらい裸足でいると勝手に落下していきます。

無論、手拭いで足裏を拭いてもすぐに落ちます。

でも半日以上くっ付いていると…。

でも12~48時間にわたり白癬菌が足裏に付着してると特殊な酵素を出して角質の中に侵入し始めます。

疫学と症状。

水虫の罹患者は国内に2500万人です。白癬菌は、時間経過の他にも角層に傷があったり湿っているとなお入りやすい傾向にあります。

足の指の間の皮が剥けやすい、足裏に小さな水泡がある、踵に割れ目がある人は注意が必要です。放っておくと足白癬から爪白癬にもなります。すると、爪が分厚くなったり色や形がおかしかったり左右で違った見た目を呈します。

どんどん増えて角質層まで入ってくると、これを排除しようと免疫細胞が炎症を起こします。これにより水虫では足の痛みや痒みの症状が出るのです。

水虫(白癬菌)の食べ物。

白癬菌は皮膚の角質層にあるケラチンを食べます。なので爪や髪、身体にもつくのです。大切な事はなるべくこまめに足を洗うもしくは足裏を手で払う、そして常に清潔を保つ事です。