「ピリオド遺伝子」朝食と身体のサイクル。

人間の細胞にはピリオドという時計遺伝子が搭載されています。

体内での物質の生成と分解を一定のサイクルで行うよう管理する働きがあります。

この時計遺伝子の周期が食欲や睡眠欲の周期の根源にもなっているため、体内時計と異なる周期で生活すると生活と代謝の時間軸がずれてあらゆる病や不調に繋がるのです。

体内時計の周期は24時間よりも少し長いため、毎日の生活の中で少しずつずれていきます。

ずれた体内時計は「朝食を摂る事」と「朝日を浴びる事」でリセットされます。

起床時に太陽光を浴びる事で脳の視交叉上核が反応してずれた体内時計がリセットされるのです。時間栄養学的に、朝食抜きなどはもってのほかで、体内時計を規則正しく保つには食事を摂る時間が重要となります。

朝食は起床後すぐ(二時間以内)。昼食は朝食から5時間後。夕食は朝食から10時間後(12時間以内)に済ませる事が肝要です