なぜ腐った物を食べると下痢を起こすのか?

菌は食べ物に付着した際、その食べ物を食べます。そして毒素を出すのです。

腐った物とは?

菌と菌が出す毒素まみれの食べ物、これこそがいわゆる「腐ったもの」です。この腐ったものを食べると、消化中の食物にも菌が付着して胃腸内でもまた毒素を出すのです。

下痢は自己防衛の手段。

そうなると腸は、早く毒素を体内から追い出すために腸を細かく動かすと同時に、洗い流すがごとく腸液を大量に分泌させます。この時の状態が、腐った物を食べたことにより起きる下痢です。

すぐに下痢止めを服用しない方が良い。

この場合、菌と毒素を一刻も早く体外に排出せねばならないため、腸の運動を抑制する効果がある下痢止めは基本的には飲まない方が良いでしょう。

腸の動きを止めるとかえって腹痛などが長引く恐れがあるからです。

脱水に注意。

ですが、下痢症状が著しい時や判断が難しい場合は病院を受診されることをお勧めします。