(短)健康知識⑦恐怖反応、辛い物と汗、声が枯れた時、下痢止めについて

恐怖反応
恐怖を感じるとなぜ顔が白くなるのか?それは血管が収縮して血の巡りが悪くなっているからです。傷を負ったりして命の危険がある場合、大量出血を防ぐために血管を収縮させると同時に血液凝固作用が働くように人間の体はプログラムされています。言うなれば医療がほぼない太古の時代に培われた、命を守るための本能なのです。なので恐怖を感じた際に、びびって顔が真っ白になるのは正常な反応です。逆に、修羅場でも平静でいられる人間は相当場数を踏んである程度の恐怖に慣れているか、あるいは恐怖を感じる脳の扁桃体に異常をきたしている可能性などが考えられます。

辛いもの
なぜ辛いものを食べると汗が出て、人によっては辛いものが癖になるのか?辛さとは痛みであり、同時に熱さでもあります。唐辛子の辛味成分であるカプサイシンを摂取すると、感覚神経内にあるTRPV1という受容体が働き、43度以上の熱刺激を受けたと体は勘違いします。それにより発汗が起こります。そして強烈な絡みと言う痛み刺激を和らげるため脳は脳内麻薬用物質であるβエンドルフィンを分泌して快感をもたらします。以上のことから辛いものを食べると汗が出るしβエンドルフィンを求めて辛いものが癖になるのです。

声が枯れた時
カラオケなので大声を出した後に起きる急性声帯炎、咽頭炎を早く回復させるには「沈黙療法」が1番です。沈黙療法とは、声を出さず安静にすることをいいます。そして積極的な消炎鎮痛を行うことが可能です。なので、少しでも早く声が出るようにと「あえて声を出す」と言うのは急性声帯炎、咽頭炎においては逆効果です。

下痢止めについて
菌は食べ物に付着した際、その食べ物を食べます。そして毒素を出すのです。菌と菌が出す毒素まみれの食べ物、これこそがいわゆる「腐ったもの」です。この腐ったものを食べると、消化中の食物にも菌が付着して胃腸内でもまた毒素を出すのです。そうなると腸は、早く毒素を体内から追い出すために腸を細かく動かすと同時に、洗い流すがごとく腸液を大量に分泌させます。この時の状態が、腐った物を食べたことにより起きる下痢です。この場合、金と毒素を一刻も早く体外に排出せねばならないため、腸の運動を抑制する効果がある下痢止めは基本的には飲まない方が良いでしょう。腸の動きを止めるとかえって腹痛などが長引く恐れがあるからです。ですが、下痢症状が著しい時や判断が難しい場合は病院を受診されることをお勧めします。

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