ばね指、腱鞘炎でお困りの方は神楽坂東五軒町鍼灸整骨院へ。

ばね指、腱鞘炎などでお困りの方はご相談下さい。

神楽坂から徒歩五分の住宅地にある東五軒町鍼灸整骨院では、あらゆる「動かすと痛い」症状改善の手技を専門に行っております。

土地的に、東五軒町周辺には制本屋さんや印刷会社さんが多いです。そのため、当院には手や指の症状でお困りの方も多数来院されます。あとは僕自身、患者様の勧めでボルダリングを始めまして、ボルダリング関連の手や指の症状をお持ちの方もいいらっしゃいます。

手や指が痛む原因の多くは使い過ぎです。

稀に女性ホルモンの影響で指がむくみやすくそれにより腱がロックされて動きずらくなってばね指になる事もありますが、手指の症状で来院される多くの方は痛めてしまう明らかな原因があります。

たくさん指を使うと指を曲げたり伸ばしたりする筋腱が痛みます。本体指の腱は、腱をスムーズに動かすために腱鞘というトンネルの中を通っているのですが、たくさん使いすぎる事でトンネルと腱の間で摩擦が起きて炎症を起こしてしまうのです。これを腱鞘炎と言います。

さらに、それでも使い続ける事で腱を包んでいる腱鞘部分が肥厚してしまって腱をロックしてしまって指がスムーズに動かせずカクカクしてしまうのをばね指と言います。腱鞘炎が悪化してばね指になるケースが多いです。

できることならばそのようになる前に、なんとか防がないといけないのですが、もしも手指の症状が出てしまったら、
レスト(休む)、トリートメント(適切な施術を受ける)、セルフケア(自宅でもご自身でケアする)この三つが重要になります。

ばね指、腱鞘炎は超音波や湿布だけでは改善しない事が多い。

病院や整骨院では腱鞘炎ばね指の場合、温めたり超音波などの物理療法機器をかけて手のリハビリをして、軟膏を塗り込んだり、痛み止めの薬を飲んで様子を見るというような内容だと思います。

軽度の場合はそれで改善するでしょうが、それだけでは改善しないという場合は別のアプローチも考えなくてはいけません。

指だけではなく、その繋がりを考えて緩めていくことが大切です。
指の筋肉は前腕や肘のあたりから始まっています。さらに指を支配している神経、血管の走行、東洋医学的な経絡、その経絡と内臓との関係、ツボ、血の巡りの悪さなどもみていく必要があります。

薬で楽になる場合もあれば、筋肉を緩める事で楽になることもある、また、血管を開かせる手技で楽になる事もあれば、痛む場所から離れた部位を緩めて症状が改善するケースもあるので、お一人お一人普段どこに負担が掛かっていて症状の鍵となっている部分はどこなのかを探っていく必要があります。

組織の層と層の間にあるファシアの存在。

皮膚と皮下組織、皮下組織と皮下脂肪、皮下脂肪と筋膜、筋膜と筋肉、筋膜と骨など、それぞれの層と層の間にはファシアといわれる膜の様な接着剤の様な組織があります。これがガチガチになってしまうことで滑走障害が生じて動きがスムーズでなくなり柔軟性が失われ、その失われた柔軟性を補おうと色んな所が無理をして頑張ってしまってそれが限界に達すると痛みや不調につながってしまうのです。

どの層と層の間のファシアが硬くなっているのか、そこを見極めて浅い層から深い層までアプローチして十分に緩めてあげると腱鞘炎やばね指が改善の方向へ向かいやすくなります。

そのためには、マッサージ、温め、筋膜リリース、つまむ、引っ張る、鍼、無血刺絡など様々なアプローチ方法が必要で、当院にはそのノウハウがあります。

近年、このファシアというのものが西洋医学的にも研究されていて、筋肉痛の真の原因はファシアの痛みだということも分かってきています。腱鞘炎、ばね指と言っても、筋、腱、腱鞘だけを見てアプローチをしていてはいけません。どの層と層のファシアの動きが悪くて、どこを緩めていくかということをもっと細かく見てアプローチする必要があると私は考えています。

速く治すために上手く痛みと付き合う。

手指の症状の原因の多くは仕事や趣味によるオーバーワークです。

治すにためにそれらを明日から全くやめてしまうというのはなかなかできるものではありませんよね。
ではどうすればいいか、出来る限りケアをして体をいたわることが重要なのです。

例えば、指をたくさん使ってしまったら合間合間ですぐ温めるもしくは冷やす、常にサポーターやテーピングをしておく、週に1~2回ケアを受けに行く、寝る前と朝起きたら必ず温める、整形外科も受診して痛みがひどい時は抗炎症薬を飲む、家でもストレッチをする、趣味や仕事など痛めてしまった原因の動作をなるべく減らす、などこのような事を意識して根気よく行うことで症状の改善具合は違います。

当院にいらっしゃる手指のトラブルを抱えてそれが改善された患者様の多くは上記のようなケアをかなり念入りに行っている方がほとんどです。

出来る限り、やれることはやったほうが治りは速いです。一緒に日々のトリートメント法を考えていきましょう。

ばね指、腱鞘炎、ドケルバン病の施術の際の注意点。

一般的にばね指、腱鞘炎、ドケルバン病は保存療法(手術ではない方法)が第一選択肢として行われますが、3ヶ月から半年にかけて全く症状の改善が見られない場合やかなりひどい状態の時は手術になるケースもあります。

軽い症状であればいいのですが、上記の項でも書いたように時として、当院の施術の他に痛み止めを併用したほうが改善が早い場合がありますので、一度整形外科を受診されることをお勧めします。

料金と時間について。

初回のみ初診料が別途1500円、施術代は一回5500円~(税込み)です。

時間は30分前後です。

※鍼などその他の施術法を追加で行う場合は別途料金が発生します。