美容鍼+ツボリンパスリムマッサージ 19800円
「お美顔の美容コース」お美顔の鍼+ツボリンパスリムマッサージを行います。
はじめに、ツボリンパスリムマッサージでお顔の筋肉を和らげ、リンパを流してフェイスラインをひたすら作って上に上にあげていきます。
次にお顔に鍼を刺してお肌を活性化していきます。
お美顔のマッサージについて。お美顔のツボリンパスリムマッサージのみの場合は8800円です。
※写真はイメージです。施術でデコルテ(鎖骨下部分)はだしません。着衣状態で行います。
施術の流れを大まかに説明しますと、まずはクリームを使ってフェイスラインを徹底的に「流す」「上げる」「整える」「捌く」という事を行っていきます。同時に、顎下と頚周りのリンパも流していきます。
次に、「掻き上げの術」といって、頬の筋肉を「フェイシャル」「アリキュラ」「テンプル」に向けて3ラインをとことん手で掻き上げていきます。
目の周り、小鼻の周り、おでこ周りも丁寧に刺激を加えて血流促進を図りつつ、筋肉を緩めていきます。
最後に頭の急所を刺激して全体的に整えて終了です。
この技術を受けることで、お顔の血流促進、お顔のラインがシャープに浮き上がって見える、眼精疲労の改善効果などが見込めます。
お美顔の鍼について。お美顔の鍼のみの場合は8800円です。
美容鍼の効果1 フレアー反応を起こしてお顔の血流促進。眼精疲労回復にも効果あり。
美容鍼(顔鍼)は様々なメディアでも取り上げられていて、芸能人の方もよく受けられていると宣伝されています。
お顔の急所に鍼を刺すことで、血流が良くなる事がサーモグラフィで確認されています。これは、鍼を刺すことで軸索反射という反射が起こり、フレアー現象といって毛細血管が広がることで血流が良くなるのです。
血流が良くなり、細胞レベルで代謝が促されることでお顔のむくみが解消されてお顔のラインが細くなる効果も見込めます。
更に視力アップ、眼精疲労解消効果も期待できます。
これは少し前に、温めたスプーンを目元に当てるだけで視力があがるという特集を某テレビ番組で行っていました。これは、「目はスプーン1本でよくなる! (5万人が改善! 眼科医も勧める決定版)」という本を書かれた今野 清志 さんという方が実演していた内容になります。
確かに目元に温熱刺激を加えたり、チクっとするような痛圧刺激を加える事で毛細血管が開いて血の巡りが良くなって、目のレンズのピントを合わせるために使われる「毛様体筋」がスムーズに動くようになって視力が一時的に回復するという事はあると思います。実際に、医師が行った皮膚表面の刺激のみで視力が回復したといういくつかの臨床症例もあります。「チクチク療法の臨床」長田裕先生著書 参照。
現代人はスマホ、パソコン、タブレットなど電子機器とは切っても切れない生活環境にあります。そのような中で眼精疲労とそれによるお顔の疲れ、首こり肩こりはつきものです。
眼球運動を多く行うことで首の後頭下筋群という深部の筋肉の血の巡りが悪くなって首こり肩こりの原因になっているという検証結果もあります。お顔の鍼を通じてお顔だけではなく日々の生活でかかる目や頚肩の負担も軽減できる可能性は大いにあります。
2 お顔を刺激して自律神経に影響を与えて、内臓運動活性化、免疫力アップなど体に良い変化を起こす!
お顔と頭には「経穴」と言われるツボが多数あります。そして、お顔と頭は自律神経に影響を与えやすい部位とも考えられています。
自律神経とは、リラックス時の副交感神経と緊張状態の交感神経の二つからなっており、この二つの神経がバランスをとって人間は生活しています。しかし日常生活で不摂生が多かったり、常にストレスにさらされていたり、寝不足が続いたり、など体に負荷がかかる生活をしていると自律神経のバランスが崩れ始めてお顔だけではなく、様々なお身体のトラブルも招きます。
そして自律神経的観点から考えて、何らかの体の不調の原因を作り出しているのは緊張状態の神経である交感神経が優位になり続けているからだと、これを「交感神経の害」と呼ぶと、自律神経と血液の関りを研究された医師である福田稔先生、安保徹先生は仰っています。
交感神経が優位になり続けると、内臓運動低下(消化吸収排せつが滞る)、血管収縮(血の巡りが悪くなる)、血圧脈拍数増加(心肺機能に負荷がかかる)、血液中のリンパ球減少(免疫力が下がる)血液中の顆粒球増加(活性酸素になり胃腸粘膜を痛めたり、老化の原因になる)などと体にとって悪い事が起こります。
なので、むやみやたらに交感神経を優位にさせ続けてはいけなくて、リラックス状態の副交感神経とのバランスをとることが重要なのです。
さて、話を美容鍼に戻しますと、人間の体は皮膚表面に「チクっ」とする痛圧刺激を加えるとリラックスの副交感神経が興奮するという反射があります。これを「いやなもの反射」と言います。上記でも記したように、お顔は自律神経に影響を与えやすい部位でもありますので、そのお顔に鍼を刺すことでより自律神経調整効果が見込めます。
具体的には、内臓運動活性化、血流促進、免疫力増加、血圧脈拍が落ち着くなど体にとってよい事が多く起こることが予測されます。
3 間脳下垂体系に影響を与え、各種ホルモン分泌及び調整を促す!特に愛情ホルモンに届くように!
自律神経の最高中枢は間脳の視床下部にあります。顔面の知覚神経は「三叉神経」という脳神経で、脳幹(中脳、橋、延髄)を上行して間脳の手前で三つに分かれてお顔の全体を支配しているのです。つまり、お顔を刺激するという事は三叉神経を経て刺激が脳幹に伝わり、間脳下垂体系にも影響を与えそれにより下垂体から出る様々なホルモン分泌の調整も行われるのです。
下垂体から出るホルモンは、
前葉
1 成長ホルモン 軟骨形成促進、血糖値上昇、脂肪酸の遊離など。
2 プロラクチン 乳腺の発達、排卵の抑制など。
3 甲状腺刺激ホルモン これが出ると甲状腺が刺激されて代謝が上がる。
4 副腎皮質刺激ホルモン 糖質コルチコイドの分泌を促す。(ストレスを和らげる)
5 性腺刺激ホルモン 女性においてはエストロゲン、プロゲステロン生産分泌を促す。豊胸、排卵、卵胞形成に関与。
下垂体後葉
1 バソプレッシン 抗利尿ホルモン。尿の水分の再吸収を促す。
2 オキシトシン 乳汁分泌に関わる。その他、嬉しい楽しい愛おしいなどの感情と共に作られる愛情ホルモンとも言われる。
ホルモンの作用はざっくりとしたものだけ載せていますが、他にも細かい作用が多数あります。
通常、足りないものは分泌を促し、十分すぎるものは分泌抑制のシステムが働きますが、意図的に刺激を加える事で脳に意識させて必要なホルモンの分泌が促進される効果はあると思います。
下垂体ホルモンは性ホルモンにも強く影響を与えていますので、女性らしさの増幅、乳腺発達に伴う豊胸効果、体内の妊娠環境を整える、愛情ホルモンが増幅して元気になれる、代謝の促進によるダイエット効果など様々な体にとって良い変化が起きる可能性が大いに期待できます。
「美容」と一口で言っても、お顔以外にも「心の持ち方」「体系」など様々な面があると思いますが、何にしてもそれら全てにおいて「脳」が大きく関係しています。表面上の刺激やライフワークの運動も大切ですが、「脳」を意識した刺激や施術はとても重要だと私は考えております。
4 もちろんあります、化粧ノリアップ、肌ツヤ改善、リフトアップ効果など。
さんざん難しい話を書いてきましたが、ここで一般的な美容鍼の事も書いていきます。
お顔に鍼を刺すという事はとても重要な事で、大いなる意味や価値があるという事を知って頂きたいという事と、他と比べて金額が安いので大丈夫かな…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんのでしっかりとした解剖生理の理論と裏付けの基に施術を行っていきますという事を解って頂きたかったのです。
さて、鍼をお顔の急所に刺すことで上記したようにフレアー反応が起こり血流が良くなります。それにより細胞レベルで代謝が促進されて、お顔のハリがよみがえる、血色が良くなる、痛んだ細胞の回復が促されるなどの効果が期待できます。
その他、血管が広がって血の巡りがよくなることで老廃物が流れて、ラインが多少シャープになるでしょう。いわゆるリフトアップの効果です。
ただし、このような効果は一回で大きく効果が出てずっと持続するものではありません。
「継続」して施術を受け続ける事が重要なのです。一カ月、三ヶ月、半年、一年と続けて見て久しぶりに知人や親族の方に会った際に、「なんか痩せた!?」「顔がシュっとしたね」など、きっと良い変化に気付いて頂けると思います。
上記したように、お顔の鍼刺激を通じて、皮膚、筋肉、神経、血管、リンパ、自律神経、下垂体系などに影響を与えてあらゆる面から綺麗になるアプローチをしていきます。そのためには付け焼刃ではなくて、着実に刺激を積み重ねていく必要があります。
※お顔の鍼を受ける際の注意点。
お顔含め、体の皮膚のどこかに鍼を刺すという事をするとまれに内出血する場合があります。
※上の写真は手首ですが、要は転んだりぶつけた後のアザというか赤くなったり青黒くなるような状態のことです。通常、鍼は髪の毛程のとても細いものであり、血管も弾力があって血管に鍼が当たったとしても鍼が滑って血管を傷つけたり貫通するなんて事はまずありません。
しかし、血の巡りが悪い箇所の毛細血管に鍼が当たったりすると瘀血と言って溜った悪い血が出たりすることもあります。
そうなりますと程度にもよりますが青あざのようになる場合があります。通常1週間もあれば消えますが、大切な用事があってどうしてもどうしても万が一にも傷が付いたり内出血したくないという場合の前はお顔の鍼を避けた方がいいと思われます。
あと、血液をサラサラにする薬を飲んでいらっしゃる方も鍼は出来かねます。なぜかというと、血液凝固作用が弱い状態では出血しやすい傾向にあるためです。
その他、医師に鍼治療を禁止されている方、何らかの感染症をお持ちの方、お酒を飲んだ状態の方、極度の空腹状態の方など、バイタルが不安定な方は施術をお断りさせて頂く事がございます。