皆様こんにちは。
今日はレイノー症候群について書いていきます。
元々は、四肢末端両側の阻血性壊死の事を言っていましたが、今は少し違います。
寒冷やストレスなどにより、四肢末端の小動脈が収縮し、血の巡りが悪くなって冷えたり色が変化するという疾患の事を言います。
原因としてはいくつかあり、血液の成分の異常、外傷によるもの、振動工具、膠原病、などです。
その他、全身性エリテマトーデス、全身性進行性強皮症、閉そく性血栓血管炎などの基礎疾患がありその副症状として現れる事もあります。
症状としては、阻血症状のほかに皮膚の色が白くなりチアノーゼになります。(チアノーゼとは酸素不足などで皮膚の色調が変化する症状です)それが消失すると今度は反応性充血により紅潮し、正常に戻ります。反応の段階に応じて冷感、痺れ感、知覚鈍麻、うずくような痛みが出現します。
この発作が頻繁に起こるようになると、指尖の萎縮、爪の変形といった栄養障害が起こることがあります。
さらに、強皮症、全身性エリテマトーデス、全身性進行性強皮症、多発性筋炎など由来する場合は、潰瘍や壊死の症例もあります。
治療法としては、生活指導として精神の動揺、情緒不安定といった要素を改善したり、身体を温めることです。
血管を広げる薬を飲んだり、自律神経遮断剤を飲むこともあります。
神楽坂から徒歩5分 東五軒町鍼灸整骨院より
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