皆様こんにちは。
今日は、大腿骨頭すべり症についてお話します。
思春期や成長が盛んな時期に太ももの骨の付け根の部分が、後ろに転位する(すべる)ことにより股関節に痛みが出たり、可動域制限が起きる疾患です。
特徴としては、肥満傾向の男児の多くて、20から40%の確率で両側の股関節に痛みがでます。
なので、小学生くらいのお子さんで特に外傷もなく両側の股関節に痛みがあり少し肥満気味なのであればこの疾患を疑います。
あと、バスケットやサッカーなど走ってターンするような動きを頻繁にすると外傷性のすべり症にもなると言われています。
他に特徴的なのがドレ―マン徴候です。これは、仰向けで痛む方の脚を曲げていった時にお腹にくっ付くように真っすぐ曲がらず、外の方に逃げていくというものです。
すべり症の原因はあまり詳しく分かっていなく、内分泌異常や局所の力学的異常が考えられています。
予後は、そこまで滑りが強くなければ問題なく治っていきます。
神楽坂より徒歩5分 東五軒町鍼灸整骨院より。
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