夏の暑さと血栓の危険性。

熱い環境では体温を下げるために汗をかきます。しかし水分補給を十分に行わないまま大量に汗をかくと、血液の濃度が濃くなります。それにより血液がドロドロになると、血管内で血栓ができやすくなります。血栓が脳や肺、心臓に飛ぶことで突然死につながる危険性が高まるので注意が必要です。喉の渇きはあまり感じないことで無自覚に脱水が進んでしまう場合もあります。夏に屋外で過ごす際は、喉が乾いていなくても口を湿らす程度でもいいから頻繁に水分を補給することを忘れないでください。そして、帽子を着用する事、日陰を確保する事など体温を下げて体の熱を逃がすことに留意してください。