(短)健康知識⑱インスリン、モロヘイヤ、油、オクラ

 インスリン
インスリンは血糖値を下げる働きのほかに尿酸の排出を阻害する作用もあります。なので、糖質の取りすぎは尿酸値の上昇を招くことにつながるのです。血中の尿酸が多くなると、腎臓に負担をかけたり結晶化して痛風発作を起こす可能性も高くなるので注意が必要です。そして、アルコールを分解する時にも尿酸が生成されます。一般的にビールは痛風になりやすい認識がありますがどんな種類であれ、そもそもアルコールを摂取する「飲酒」そのもので尿酸値は上がるのです。また、激しい運動すると乳酸が増えます。紛らわしいですが、乳酸は尿酸の排出を妨げるので、尿酸値が高い方は気をつけてください。

 モロヘイヤ
モロヘイヤはβカロテンが豊富です。βカロテンは体内でビタミンAになります。ビタミンAは抗酸化作用が強く美肌などにも効果的です。しかしモロヘイヤはシュウ酸も含んでいます。シュウ酸はカルシウムや鉄の吸収を阻害する働きがあり、尿路結石の原因にもなります。シュウ酸は水溶性です。そのため料理をする際はモロヘイヤを一度下茹でし冷水で冷やすと良いでしょう。これにより、シュウ酸をお湯に引きつけて出させるのです。それでもどうしても気になる方は、カルシウムが豊富な食材と一緒に食べると良いでしょう。カルシウムと一緒にシュウ酸を摂ると、シュウ酸カルシウムとなり、尿ではなく便と一緒に排出されやすくなります。

 油
サラダ油やコーン油などオメガ6系の脂肪酸は体に炎症起こしやすいので、慢性炎症疾患を持ちの方は注意が必要です。それに、オメガ6系の油は動脈硬化や血管障害の原因にもなります。さらに、時間が経って油が酸化するとより血管を傷つけるリスクが上がるので、古い油は決して使わないようにしてください。出先でも、なるべく揚げ物は食べない方が無難です。油を使うならばオメガ3系に属するエゴマ油や亜麻仁油、オメガ9系のオリーブオイルなどが良いでしょう。これらは中性脂肪を下げる、血管を和らげる、LDLコレステロールを減らすなどの働きがあります。ただし、それらも古くなって酸化すると、体に害を及ぼすと同時に摂りすぎも毒ですので、必要以上に摂取しないように気をつけてください。

 オクラ
オクラのねばねばにはペクチンが豊富に入っています。ペクチンは食物繊維が多く食物繊維を取ると腸の中の乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌が増えて腸内環境が整います。他にペクチンが入っている食べ物は、ししとう、かぼちゃ、ピーマン、茄子などです。その中でも食物繊維加入料はオクラがダントツで高いです。しかし、オクラに含まれるペクチンは水溶性のタンパク質なので水に溶けやすい性質があります。なので長く茹でるとペクチンが流れ出るので下茹でする際は1分から2分程度が良いでしょう。腸内環境が不安定な方はぜひオクラを今日の食事メニューに入れてみてください。

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