神楽坂/鍼・整体(症例)前頭部、頭頂部の頭痛。

今回は前頭部、頭頂部の頭痛についてです。

頭痛で痛む箇所は横と後ろだけではない。

筋緊張型頭痛では後頭部、血管拡張型の片頭痛では側頭部が痛みます。

その他、おでこや頭のてっぺん当たりの頭痛もあります。

今回の患者様は、デスクワークをされている女性の方です。

お子さんもいらっしゃって、家事や育児と仕事をされているのでお身体も疲れやすい状態です。

三叉神経の支配領域。

 前頭部や頭頂部は、三叉神経第1枝によって支配されています。要はここの支配領域で痛みが出ていますので、三叉神経の第1枝の鎮静化を図るというのが治療方針となります。

という事で、顔の急所に無血刺絡を行っていきます。目のあたりや眉毛のところ、こめかみ、鼻周辺などの神経の出口部分などを正確に狙っていきます。次に、症状がある前頭部、頭頂部に対しても刺激を加えます。

これで、今頭痛はいかがですか?と尋ねると今は全く感じないとおっしゃって頂きました。

無血刺絡と顔。

お顔の無血刺絡の刺激は、神経の鎮静化の他にも脳に直接刺激を加える効果があります。どうゆう事かというと、三叉神経は顔面及び前頭部頭頂部の知覚を司っていますが、脳神経の5番目でして脳から直接伸びている神経という事になります。

顔面の急所への刺激が脳に直接行き届くことにより、下垂体に働きかけてホルモンバランスを整えたり、間脳の視床下部にも影響を与えて自律神経の調整も促されると思います。特に、ストレスや疲労がたまっていたり、仕事などが忙しくて交感神経が優位になりがちでそれにより症状が起きているような時は、このような自律神経に働きかけるという事は非常に重要になります。

 鍼や整体が頭痛に効果的な場合も多いです。

お身体お辛い方は是非、神楽坂東五軒町鍼灸整骨院へお越しください。