神楽坂/鍼・刺絡・整骨(症例)ぎっくり腰。

事務職の女性の方で、引っ越し作業中にぎっくり腰を起こしたという症例です。

どの方向に動かしても、そして歩くだけで痛いという状態でした。

運動時痛と連動している急所や筋肉を押えて緩めたりしてもあまり効果が見られませんでした。

なので、痛む局所に原因があると考えました。

局所とそこを支配する神経の出口付近に電気鍼刺激を加えた所、かなり改善しました。

あえて深追いはしないのも一つ。

最初の痛みや不快感が10だとしたら今はいくつですか?という問いに、4くらいという返答がかえってきました。

電気鍼の刺激により筋肉と血管が緩み、痛みの物質が散って除痛が促されたものと思われます。

痛みの度合いの事をペインスケールと言います。

ペインスケールが5以下になったら施術を止めるのも一つの考えです。

なぜなら、一回で痛みを取るのには限界があるからです。

一回で痛みがほぼなくなることもあることはあります。

ですが、長い時間かけて少しずつ痛んできて今に至るわけですので、それなりに本調子になるまでの準備期間は必要です。

何回かに分けて施術をしていき、症状を改善させていくのが本当は望ましいです。

でないと、刺激量過多で逆に組織を痛めてしまったり、疲労してしまいそれにより症状が強くなったり、重だるさが残る事があるからです。

なので結果、治るのが遅くなってしまうのです。

痛みが楽になる、症状が治るのにも体はそれなりにエネルギーを使います。

ただでさえ痛んでいて疲れているのに、治療で余計に疲れさせてはいけないのです。

鍼や整骨、無血刺絡なら神楽坂東五軒町鍼灸整骨院へお任せ下さい。