東洋医学シリーズ/こんな時に使うツボ!~寝違え編~

皆さんこんにちは。今日のツボシリーズは『寝違え』についてです。

現代医学的に言う『寝違え』つまり、睡眠中の不適切な姿勢を取るなどして起きる頚部の強い痛みや可動域制限などの事を中医学では『落枕(らくちん)』と言います。

 

今日はこの『落枕』についてみていきます。

この『落枕』の原因とて中医学的に考えられているのが次の2つです。

原因① 睡眠中の不適切な姿勢

原因② 風寒の邪気が頚部の経絡をおかしてしまう

この原因が元で、頚部の気や血の巡りが悪くなったり、頚部の経絡の流れが悪くなったり、筋脈が損傷を受け痛みが起こります。

 

では次に使うツボについてです。

頚肩周りのツボは→ 風池、大椎、天柱、肩外兪、肩井など

手のツボ→ 落枕、後谿

足のツボ→ 懸鐘 などを用います

 

皆様お気づきでしょうか。今日のテーマにもなっている『落枕』という、当にこの寝違えに効くツボが手にあるのです。

場所柄、ご自身でも押しやすい所ですので、寝違えを起こしてしまった際には是使ってみてはいかがでしょうか。