皆様こんにちは。
今日は、おたふくについて書いていきます。
正式名は、流行性耳下腺炎といいます。ムンプスウイルスが原因で耳下腺に腫脹がみられます。それが俗におたふくと言われるゆえんです。
学童が主体で発症しますが、約15%は思春期から成人に発症します。
感染経路は飛沫感染で、気道から侵入したウイルスが粘膜下組織で増殖した後にウイルス血症をおこし、唾液腺、髄膜、生殖腺、すい臓などに散布され発症します。
潜伏期間は2から3週間でその後、発熱、耳下腺腫脹が起こります。
合併症として、髄膜炎、膵炎、精巣上体炎(副睾丸炎)、精巣炎(睾丸炎)などを起こす可能性があります…。
診断としては、腫れている耳下腺を押すと痛みがあるかや、血液検査です。
治療法は、耳下腺部に湿布をはる、アスピリン投与など対処療法となるようです。
経過や予後として、発熱は数日で軽快し、耳下腺腫脹は約1週間で消退します。予後は一般的に良好ですが、髄膜炎を合併した時には難聴が、精巣炎や精巣上体炎を合併した時には不妊の原因になる可能性がありますので注意が必要です…!
神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。
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