皆様こんにちは。
今日は、東洋医学の四診法のうち問診について書いていきます。
これは、工技といって前回書いた聖技や神技と違って当たり前の職人技という認識で東洋医学では言われます…。
要は、患者さんにいつからどのような症状があるか、今までの病歴や家族歴など全部直に聞くのです。聴いた上で納得して施術をします。
確かに、見ただけでわかるとか、聞いただけでわかるというのはホントに神業ですが、お話を聞かせて頂くという問診はとても大切です!!
これは古代も近代もいつの世も絶対に大切な要素です!
今までの、望診、聞診を併せた診立てで得られた情報を基に、問診を行います。
これは東洋、西洋医学両方で大切になってきます。というか、人対人のお仕事ならばどんな職種でも大切です。
ここで大切なのが、ほぼ無駄な話などないという事です。
症状に関係ない話だとしても、そこから症状改善のきっかけがつかめる可能性があります。
どのようなクセがあるのか、趣向、一日の過ごし方、好きな食べ物、好きな場所など、逆に言うとどこに症状改善のヒントが隠されているかわかりません。慢性疾患ならば尚更です。
でも、患者さん、施術者両者が、勝手にこれは必要ない情報だと決めつけてしまうと良くないです。患者様がお話なさらない場合や、施術者が決めつけせっかくお話下さっているのにシャットアウトする場合があります。
全部が全部そうでないと思いますが、特に西洋医学はそのような傾向にあるかもしれません。検査結果、エビデンスに依存していることが多いように見受けられます。
患者さんに、どのような内容でもいいので好きに喋っていただく。症状以外に、その方自身の事を少しでも施術者が知る、知ろうとするという姿勢はとても大切なことだと僕は思っております。
神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。
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