52 必殺仕事人の考察シリーズ。「必殺仕事人Ⅳ」三味線屋の勇次 窒息について。

動画を見る。

https://youtu.be/KnDtel7wbNY

 

皆様こんにちは。
今日は、必殺仕事人Ⅳから三味線屋の勇次について書いていきます。

Ⅳとは書いてますが、勇次は新必殺仕事人で初登場して、Ⅲ、Ⅳと出てきます。
劇場版でも出てきます。

勇次は、山田五十鈴さん演じるおりくさんの義理の息子という設定になってます。
勇次の本当の父親も仕事人で、その昔、仲間を裏切るという掟違反を犯したために、おりくさんの手よって始末されています。
ある日、おりくさんは勇次にその事を打ち明け、父親の仇ということで自分を殺せといいます。そこで勇次がおりくさんにいった言葉がとても感動的だったことを覚えています。
気になる方は、新必殺仕事人を是非ご覧下さい!

さて、勇次は三味線の糸を使って相手の頚を締めるという技を使います。
とても細い三味線の糸を使って60キロ以上あると思われる敵の頚を締めてさらに、柱などに引っ掻けて腕力で引っ張り、宙吊りにしたりします。

これは三味線の糸及び、柱の耐久力、勇次の腕の筋力と、相手の人間の重さなど、それらを鑑みると力学的に不可能です。…まあ、そこは一流の仕事人のテクニックということで前向きに解釈していきます(笑)
僕は物理学に関しては素人なので、あくまで人体についての考察を行っていきます。

頚を締めることにより、要は窒息します。
動画でも説明してますが、窒息することにより懸念される障害箇所は、二つです。

一つは、気道圧迫による酸欠です。
空気の通り道を塞ぎますので、酸素が体に入ってこなくなります。
それにより、肺で酸素と二酸化炭素が交換できなくなります。
なので、身体中に二酸化炭素が貯まります。
すると、アシドーシスといって身体が酸性に片寄ってしまいます。
それにより、チアノーゼといって真っ青になり呼吸や脈拍が早くなります。
さらに進むと、意識を失い筋肉が弛緩します。そして、呼吸中枢が機能停止状態になります。

二つ目は、血管圧迫による血流障害です。
総頸動脈から枝分かれした内頸動脈、左右2つ交わり脳低動脈を形成する椎骨動脈、この2つの動脈を長時間圧迫することにより、脳に血液及び酸素がいかなくなってしまいます。
※血液の中のヘモグロビンが酸素を全身に運んでますので、血流が遮断されるということは血液の他に酸素も行き届かなくなってしまうのです。

内頸動脈は、脳の4分の3を栄養してます。椎骨動脈からなる脳低動脈が残りの4分の1を栄養しています。
2つの動脈が圧迫され、五分以上脳に血液が行き届かなくなると脳細胞が壊死してしまい、脳死状態になってしまうのです…。

 

 

神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より
東京都、新宿区、文京区、飯田橋、神楽坂などにお住いの方、お出かけの際はぜひ当院へお越しください。
「動かすと痛い」症状改善、頭痛鎮静の鍼、瘀血を抜く刺絡療法、お美顔の美容コースならお任せ下さい!
 

施術を予約する。

https://ssl.xaas.jp/x7521181/login/serviceAppoint/index?SITE_CODE=hp