#82 鍼灸師柔整師による「必殺シリーズ」の考察。「必殺仕事人」畷左門 人間二つ折りについて。

皆様こんにちは。

今回はの必殺の考察は、「必殺仕事人」の畷左門さんんの殺陣についてです。

人体を真っ二つに折るという事ですが、ポイントは腰を思いっきり反らした場合どうなるかという事です。

簡単に言うと、脊柱の関節が脱臼する可能性はあります。そしてそれにより背髄の損傷が起こる可能性もあります。

腰の前屈に比べて後屈は可動域が少ないですが、体操選手のようにうつ伏せ状態から後屈していき、最終的に足が顔の横に来るようなこともやってやれない事はないわけですね。

 

なので、ここから言える事は無理せずに可動域を少しずつ伸ばす事は可能であり、可動域範囲内で腰部の後屈を行う分には全く問題ないという事です。

ただ、これ以上曲がらないという時点まで後屈して、そこから思いっきり力を掛けるのは脊柱の脱臼骨折、脊髄損傷などのリスクもあると思いますので危険です。

実際に、脊柱の脱臼骨折などを起こす場合は交通事故の時などかなり強い力がかかるような場合です。

脊柱に前屈が強制されてシートベルトが食い込み、脊柱のスライス骨折を起こす場合などがありますが、過度な後屈により痛めるという症例は少ないのではないかと思います。

 

必殺に話を戻すと、僕としては左門さんは最後まで刀で戦ってほしかったですね。まあ、左門さんは貧乏な武士でしてこれじゃあしょうがないという事で刀を質入れして、そのお金で屋台っをやり始めて、そのために殺し技を変えざるを得なかったんですけどね。

 

 

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https://youtu.be/brouJnAwFtY

 

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