無血刺絡療法で効果が出た症例シリーズ。整体不要!無血刺絡による姿勢調整!!


「立ち姿勢がおかしい、膝が内側に入り込んでいる、重心が踵にきている、それらはすべて骨盤のゆがみからきている、なのでいわゆるカイロプラクティックや整体で、特殊な関節モビライゼーションを行わないとなおりません…。骨盤を治すには別のポイントを調整して、その別のポイントを調整するにはまた別のポイントを調整する、これは特別な選ばれた人間じゃないとできません…」的な。
「整体」というと、どこかうさん臭くて医学的根拠がないようにどうしても感じてしまいます。
「私にしかできない」とか、「今関節矯正しないとボロボロになりますよ」とかは自分に権威性を持たせたり、自分の技術に希少性を持たせたり、ターゲットになる方を煽って焦らせ決断に導くという、整体ビジネスのテクニックですね。
 
…かなり前置きが長くなりましたが、何が言いたいかというと姿勢矯正は無血刺絡でもおこなえます。…刺激はありますけど。
関節を鳴らしたり、長時間をかけてあらゆる部位をほぐしたりストレッチなどする必要もないのです。
 
なぜかそのような事が言えるかというとこれは、自分自身の症例です。僕自身が身をもって実感したからです。
無血刺絡療法(チクチク療法)といって、脳神経外科の医師である長田先生が考案した療法の勉強会に出席し、毎月技術指導を受けていたのですが、ある回で筋骨格器系の疾患や症状担当の鍼灸柔整師である芝山先生に自分の姿勢を診てもらう機会がありました。
 
そこで、靴の踵の外側が両方すり減っている、重心が後ろに来ていて前側に強く踏ん張ることが出来ない、腰の前後屈の可動域が狭い、両足の小指が内側に傾いているという事を指摘されました。
足首を先生に曲げてもらった時に足首だけでなく、まるで痛みから逃げるようになぜか膝も内側方向へ勝手に動いてしまう…。
足首の外側部分の固い所を押されると飛び上がるほど痛い…。
 
僕自身、普段から中腰姿勢が多いため腰には負担が掛かっているんだろうなとは思っていました。
しかし、自分の体はなおざりになってしまうもので何がどうなっているかなどは考えもしませんでした。なので、色々指摘されて驚きでした。
 
さて、ここから無血刺絡により調整していきます。まあ正確には僕が調整されます…。
まず、腰部。L1からS2まで腰から下肢を支配する神経のすべてのゼロポイント(脊柱の間)、その横の一行線と二行線。
これだけでとてもくすっぐたくて、痛くて痒くてとても耐えられないほどきつかったです…。しかし、かなり腰が温かくなった感じがしました。
 
次に、膝から下の内側、外側、後面の神経の走行に沿って3ライン刺激を両足に加えていきました。これもとてもキツかったです…。
 
最後に、足の小指側の足関節付近の固く、押すと痛い部位。ここにも集中的に刺激を加えられました。これも相当痛かったです(笑)
 
これで無血刺絡による施術は終わりになるわけです。いよいよ刺激により先程の状態がどうなったかを検証していきます。
最初に、前後屈。腰を前後に曲げてみます。これが驚く程、楽に曲がるようになりました。あれ?もう少し遠くまで曲げられるな、という余裕がある感じがしました。床に全く手が付かなかったのに、余裕で指が床にあたります。
 
次に、重心がどこにあるのか、前側に踏ん張れるかです。最初のテスト法は、僕は仁王立ちになりへそのあたりで両手を強く組み踏ん張ります。
そして芝山先生が、僕の前側で組んだ手を思いっきり前下方に引くというものです。施術前は、全く踏ん張りが効かず前側に引っ張られ倒れそうになりました。
ところが、施術後は全然耐える事が出来ました。施術前は重心が踵にありましたが、施術後は中足骨頭あたりにある感じがします。
さらに、内側に入り込んでた小指がまっすぐになっていました。
 
これらはどのような作用が体に働いたか、簡単に言うと然るべき箇所の血流促進を促した、また前後左右の神経の余計な緊張を緩和させて鈍くなっていた神経を活性化させたという事になります。


別にストレッチを行ったわけでもなく、関節を鳴らすわけでもなく、気持ちの良い方向へ動かすみたいなわけではなく、とにかく動きは関係ないのです。ただ単に、血管神経に働きかけて血流促進効果を促すことにより動きを悪くさせていた原因筋を柔らかくして動きを良くした、それにより重心の位置すらも良い方向へ動いたという事です。
 
血流促進により姿勢調整ができるならマッサージやサウナでいいじゃないか!と思う方もいるかもしれません。
しかし押圧刺激と痛圧刺激は刺激の種類が違います。マッサージでは時間がかかりますし、それにより筋肉に負荷がかかるなどの欠点があります。
サウナで全体的に温めてもだめです。原因部位に対してピンポイントの痛圧刺激を行わなければ神経、血管、身体は反応しません。
 
姿勢が気になる、腰の可動域が悪いという方は是非一度お越しください!
 
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