無血刺絡で効果が出た症例シリーズ。30代男性 僕自身。 辛い花粉症。アレルギー症状


今回は、僕自身の無血刺絡による花粉症の症状改善例です。
 
僕は杉とヒノキ、ハウスダストがアレルゲンっぽいんですね。二月くらいから徐々に症状が現れ始めてきます。
一般的なアレルギー症状の、鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、のどの裏あたりのかゆみなどの症状がある状態です。
 
中学生くらいからずっと花粉症でした。僕は青森県八戸市出身なんですけど、八戸というと一応、地方都市ではありましてそんなに山の中で育ったわけではないんですね。それでも東京や仙台に比べるととても田舎ですが、田舎とか都会とかは関係なく花粉症はあります。
よく、田舎の人は常に自然と共に生きてるから花粉症にはならないとか、アスファルトが少なく花粉が土に吸収されるから宙に舞わずに花粉症になりずらいとかいいますけど何の根拠もありませんよ(笑)
原因としては、現代の洗剤の洗浄力の向上や、消毒設備の普及や教育、実施の徹底による抗菌、除菌、殺菌効果で体が本来害のない僅かな花粉でもアレルギー反応を起こすようになってしまったとか、アレルギー体質の遺伝、体内に入った花粉が許容量を超えたために花粉症になったなど様々な事が言われています。
 
ただ一つ確かなことは、体内に入った花粉を除去しようとアレルギー反応が起こっているという事です。
 
アレルギー反応が起こった場合、免疫グロブリンE(Ige)という血液成分が高く検出されます。
無血刺絡の刺激を行うことにより、刺激前後で血液検査をすると刺激後にはIgeが低く検出されたという結果があります。
副交感反応を引き出すことにより、過敏なアレルギー反応を鈍らすことが出来たと考えられます。
 
無血刺絡のみでIgeが下がらなかったり、症状がなかなか治まらない場合はやはり食事面を考える必要があります。
「やはり」というのは、無血刺絡の理論で僕が再三書かせて頂いてます。それは無血刺絡の創始者である長田先生がおっしゃるには治療効果が上がらない難治性疾患の患者様には、次の4つの要素をできるだけ排除しなくてはならないと。
1 カフェイン
2 小麦粉
3 乳製品
4 オメガ6系植物油
これらはとても簡単に言うと、日本人の身体に合わない食べ物です。そして、アレルギー反応を引き起こさせやすくする要因でもあります。
これ以外にも、ピーナッツ類や果物、魚類、甲殻類など比較的アレルギーを起こしやすい食物は他にもあることはあります。
それでも先に書かせて頂いた4つの項目が長田先生の理論と統計上、難治性疾患の患者様の症状との関連が深いようです。
 
なので、もしかすると花粉だけではなく別の要因がアナタの花粉症の症状の引き金になっている可能性もあります。特に病院でちゃんと検査などを受けていない方は余計に普段の食物も考えた方がいいと思います。
そして、食べ物は関係ないと病院で言われたとか、そんなの年中食べてるし関係ないだろという方、上記の4つの項目を摂取し続けることによりアレルギー反応を助長させているという可能性はあることはあります。
例えば、カフェイン。無血刺絡は副交感反応を引き出す療法です。それによりIgeが低下するのであれば、血管収縮する要素はまず排除すべきです。
副交感神経が優位になると、血管が拡張して局所の血の巡りが良くなります。カフェインは、血管を収縮させて交感神経という緊張状態の神経を優位にします。なので、副交感神経を優位にして血管を広げるという事を目的としている無血刺絡の理念と、真逆の働きをするのが4つの項目のひとつであるカフェインなのです。
 
ところで僕自身に無血刺絡をする場合、どこに刺激を加えるかですが、本来なら全脊柱と顔と頭です。
でも自分では背中は届きません。なので、顔と頭をメインで行います。
目のかゆみの場合は目のパート、くしゃみやムズムズには顔と頭、これだけでも症状は急激に抑えられました。
ホントかよ!と思われるかもしれませんが、無血刺絡の刺激はとても不快です。その強く不快な刺激を顔や頭に加えるとその刺激の方が強烈過ぎて既存のムズムズやかゆみが抑えられるようなイメージですね。
顔と頭は自律神経の塊りといっても過言ではありません。特にお顔に刺激は加える際には、正確に神経を狙っていきます。お顔や目を支配する神経は脳神経といって、ダイレクトで脳とつながっています。眼神経、上顎神経、下顎神経、顔面神経といって、感覚を司ったり、顔を動かしたり、唾液や涙を分泌させたりする働きがあります。
 
確かに、症状が始まったってきた時に刺激を加えるとくしゃみ鼻水の発作のようなものが割とすぐに治まります。
でも、一回刺激しただけで一日中持つわけではありません。
ムズムズしてきたときにその都度刺激を加えます。そして一度くしゃみや鼻水の発作が起こった時は、流れに身を任せます。我慢するというストレスをかけずに、気のすむまで出してあげる事も大切です。なぜなら、自律神経がアレルギー反応と関係あるならばなるべく交感神経という緊張状態(ストレス状態)の神経を鎮めなくてはならないからです。
 
今のところ、僕はまだ今シーズン花粉症の薬を飲んでいません。接客業である僕が、鼻水を垂らしてずっとくしゃみをしていては大変です。なので辛いと今まではすぐに薬を飲んでいました。
でも、今のところなんとか薬を飲まずに生活が出来ています。これは、無血刺絡がそれなりに効果あると捉える事が出来るともいます。
 
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神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。