無血刺絡で効果が出た動かすと痛い症例。30代男性 筋トレで痛めた肩の痛み。


30代男性 筋トレで肩を痛めた患者様の症例です。
三日前に筋トレで肩を痛めてから、肩を外に挙げることによって肩峰部あたりに痛みがある状態です。
要は外転時痛ですね。それ以外の動きは特に痛みはないとのことでした。
 
となるとこの場合、外転筋である三角筋や棘上筋の腱の部分が痛んだ可能性が高いわけです。
ジムで筋トレ中に明らかに痛くなったということと、ひっかっかり感がないという病態から、おそらく筋腱の微小な損傷でありインピンジメント症候群ではないと判断しました。
 
 
まず、痛む部分である肩峰周辺とその周囲の急所に刺激を加えました。
するとかなり痛みというか刺激を感じるとおっしゃっていました。
 
次に、棘上筋全体に刺激を与えました。この時点で恐らく痛むところや痛む過程を加味した上で、損傷個所は棘上筋ではないかと僕は目星をつけていました。
 
最後に、棘上筋を支配している神経領域の頸椎椎間関節周辺んも刺激を加えて終了です。
 
そしてもう一度、肩の外転動作を行ってもらいました。すると、全く痛みがないとのこと。
実はこの患者様は僕の古くからの友人でして、三日間ずっと動かすと痛かった肩の部分がこんな簡単に治るわけないとずっと疑っていました(笑)
しかし、そこから二時間経過してもお酒を飲んで翌日になっても、その次の日になっても一週間たっても痛みがぶり返さなかったというところでようやくこの無血刺絡の効能を信じてくれました。
あまり認めたくないけど、悔しいけどまあすごいねと言ってました(笑)
 
一回で症状が劇的に改善する例も確かにあります。しかし、すべてがそうというわけではありません。勿論損傷の程度にもよるし個人差もあります。
今回は、グッと力が筋肉に加わり筋組織が微小な損傷を起こし血の巡りが悪くなり、そこから痛みが出たのでしょう。
なので、痛圧刺激を加え血管を開かせることにより内因性発痛物質を散らし、痛みを取り除くことに成功したのだと思います。
 
無血刺絡は急性期の筋骨格器系の痛みにも対応できる優れた療法です!
 
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