感染症シリーズ。妊娠中の罹患に注意!ワクチン接種が絶対重要!風疹について。

皆様こんにちは。

今日は風疹について書いていきます。

 

すでに一番大切で伝えたいことはタイトルに書いたのですが…詳しく書いていこうと思います。

 

風疹とは、風疹ウイルスにより発症する急性発疹性感染症で、2から3日で軽快するので「三日はしか」とよばれます。

これだけ聞くと大した病気じゃないように聞こえますが、妊娠中に罹患すると先天性風疹症候群といって、胎児に奇形などを起こす危険性がありますので非常に注意が必要な疾患です。

 

疫学として、成人でも罹患することがありますが、一般的に小学生の低学年に多く発症します。

 

感染経路と病態生理として、気道から飛沫感染して上気道粘膜でウイルスが増殖します。その後所属リンパ節での増殖を経てウイルス血症を起こし全身に散布されて諸臓器で二次増殖が起こり発病します。

 

症状は、14から21日の潜伏期を経て発疹、発熱、リンパ節腫脹が出現します。

発疹は、バラ紅色の斑状丘疹で、顔、耳の後ろ、頚部、体幹、四肢の順で現れます。

この発疹は三日前後で消退します。

発疹は発熱ととも見られ、こちうらも2、3日で解熱します。

熱自体はそんなに高くならず、無熱の時もあるようです。

その他、頚部や耳後部など全身のリンパ節腫脹がおこります。こちらは少し長く、約3から6週で消失します。

 

治療法としては、特異的な方法はなく安静にして栄養、水分を十分にとることが回復の早道となるようです。

なので、やはり弱毒性ワクチンによる予防が必須になります!!

 

予後は良好ですが、まれに関節炎、血小板減少性紫斑病、溶結性貧血などの合併症をおこすこともあります。

 

 

神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。

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