三種混合ワクチンシリーズ。錆びた釘に注意!破傷風について。

皆様こんにちは。

今日は、破傷風について書いていきます。

 

破傷風は、破傷風菌の感染により発症します。

主に、古い錆びた釘、木片、土壌に潜んでいて、刺し傷などの傷口から菌が入り発症しやすいです。

なので、古い家屋の外壁の掃除や手直し、土いじりの際は要注意です。特に、手指に傷がある時などは頑丈な手袋をはめて作業しなくてはいけません。

 

一度発症してしまうと、予後は不良で死亡率は30から50%と言われます…。

潜伏期間は、24時間から6日で、短いものほど予後不良とされています。

 

病期が4期に分かれていて、

第一期が、全身違和感、不安、不眠、発汗、傷口付近の筋肉の硬直が起こります。

ここで大切なのが咬筋の硬直により起きる、牙関緊急(開口障害)という症状です。

 

第二期は、開口障害、発語障害、嚥下障害、痙笑、38度前後の発熱が出ます。

 

第三期は症状の極期で、後弓反張(全身の硬直)など筋肉の硬直が主体です。さらにこのような症状は、光や音により誘発されるという特徴があります。意識は清明です。

 

第四期は回復期です。

破傷風はとにかく予防が大切です。日本では、乳幼児を中心に三種混合ワクチン接種がなされかなり減少しています。

でも、年に数十回くらいは発症します。上述のように、屋外作業などで傷口から破傷風菌が入り感染する可能性もあるのです。

 

外傷により破傷風に罹患した場合は、汚染創をきれいにするデブリドマンが行われたり、抗毒素の血清などが投与されます。

 

露出している体のどこかに傷がある状態での土いじりや、錆びた釘や金属があるような場所での作業は気を付けるに越したことはないです!

 

 

神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。

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