頭痛症状改善症例集。アルコール摂取による強い血管拡張型頭痛②。

今回は頭痛症状です。

アルコール摂取による強い血管拡張型頭痛の症例は二つめですが、お恥ずかしい話いずれも自分自身の症例です…。

前回はヒレ酒でしたが、今回はウイスキーです…。

ロック、水割りで5杯くらいでしょうか…。お酒があまり強くない僕にしては結構飲んだ方なんですね。かなり酔っぱらってしまって、心臓の拍動がとても強くなり頭もズキンズキンと痛くなってきました。自宅で飲んでいた為そのまますぐ寝ました。普通寝れば症状も落ち着いてくるものですが、夜中の二時ごろ軽く目が覚めた時もズキンズキンと頭が痛くて、寝返りを打つのも辛い状態でした。

これは辛い、一刻も早くこの辛さから逃れたいという一心で、這って爪楊枝を台所に取りに行って頭部に無血刺絡を行いました。

ズキン!ズキン!という痛みを上回るチク!チク!という刺激を加えるところがポイントでして、刺激を行いものの3分くらいでかなり頭痛が楽になりました。これなら寝れるというレベルまで症状を抑えられたのでそのまま寝ました。

次の日、昨夜とても痛かった頭痛は全くなくなっていました。さらに、胃のムカつきや不快感、吐き気なども全くありませんでした。

これはなぜかというと、無血刺絡により自律神経に影響を与えて、中庸に戻すという反応が起こったためと考えられます。

広がりすぎた血管を収縮させ、内臓運動を活性化させる。それにより翌朝の胃のムカつきや不快感、吐き気がなかったものと思われます。

これは自分自身、身を持って感じた効果であり二回とも同じように症状が緩和されて、翌朝も楽だったという経験に基づいています。

血管拡張型頭痛に対して、無血刺絡は効果的であると私は思います。

ただ注意点としては、水分をしっかり取って血中アルコール濃度を薄めて体外に尿として出すという基本的な事を怠ってはいけないという事です。

アルコールによる血管拡張型頭痛はどうして起きるかと言うと、アルコール摂取により血中アルコール濃度が高くなります。それを薄めるために血管は水分を積極的に取り入れます。それにより血管が拡張して神経を圧迫してしまい、心臓の拍動と共に痛みがズキンズキンと出るのです。なので、無血刺絡により広がりすぎた血管を収縮の方向へ持っていき症状を楽にすることは確かにできます。しかし、だからと言ってアルコールが無毒化されたというわけではありません。なので、しっかり水分をとって血中アルコール濃度を薄めて尿として体外へ排出するという事が重要になります。

あと、アルコールによる強い血管拡張型頭痛で無血刺絡を行う場合、意識がしっかりあって何らかの器質的な疾患などがないという状態でないとできません。泥酔状態や、意識混濁状態では施術出来かねます。さらには手足に麻痺が出てる、意識障害、振戦、激しい嘔吐、発熱、膀胱直腸傷害、ショック症状などが出ている場合は、即救急に電話しなくてはなりません。このような場合はアルコールによる症状ではない可能性があります。

割と簡単に自分でアルコールによる強い血管拡張型頭痛が軽減したような書き方を前半でしましたが、決してアルコールを、頭痛をあなどってはいけません。アルコールは毒ですからね??人類は「毒」を嗜んでいるのです。「百薬の長」とかいういい方もありますが、今一度お酒を飲む時は気を付けて飲んでください!自分も気を付けます。

神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。

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