タイプによっては緊急手術！便秘、急激な腹痛、腸閉塞（イレウス）ってご存知ですか？？

皆様こんにちは。

今日は、腸閉塞（イレウス）について書いていきます。

腸内容が肛門側に移動できなくなった状態を、腸閉塞（イレウス）といいます。

イレウス全般に共通している症状は、排便、排ガスの停止、腹痛、嘔吐、腹部膨満感などです。

治療法は、基本的に絶飲食です。絶飲食にしても、唾液や胆汁、胃液、十二指腸液などがどうしても腸内に貯留しますので、定期的に腸内容を排除せなばなりません。それと同時に、水分や電解質などのバランスが崩れないように十分な輸液を行います。

それでは、腸閉塞（イレウス）はいくつか種類がありますので詳しく書いていきます。

原因によって機械的イレウスと麻痺性イレウスにわけられます。

機械的イレウスはさらに、腸の血行障害がない単純性イレウスと、血行障害を伴う絞扼性イレウスの二つがあります。

単純性イレウスの原因は、腹部手術後の腹腔内癒着や、大腸癌によるものが多いです。

その他、大腸癌、癌性腹膜炎、癒着、胆石などがあり、治療方は基本的に輸液などを行う、保存療法（手術しない）で改善することが多いようです。しかし、改善しない場合は外科手術になります。

絞扼性イレウスの原因は、腸重積、腸ねん転、内ヘルニア、腹腔内での癒着、および嵌頓などがあります。

絞扼性イレウスの特徴は、突然の激しい腹痛で発症し、ショック症状を呈することがあります。その場合は、腸管壁の壊死をきたし急激に全身状態が悪化しているような状態なので、緊急手術が必要になります。

麻痺性イレウスの原因は、腹腔内蔵機の炎症や全身疾患などによって腸管蠕動が低下して起こります。

成因は、重症感染症、薬剤の中毒、敗血症。腹膜炎などがあります。

治療法は、輸液や腸蠕動運動亢進薬などで、その都度の状態に合わせた療法になるようです。

タイプによっては緊急手術や、保存療法もある腸閉塞ですが、便秘、腹痛、嘔吐など異変を感じたら即病院へ行ってください！！

神楽坂　東五軒町鍼灸整骨院より

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