柔整外傷学 骨折総論。骨が折れてるかも…骨折の一般外傷症状について!

皆様こんにちは。

今日は骨折について書いていきます。

骨折についてかなり深く学ぶのは、国家資格者の中では医師と柔道整復師のみだと思います。

さらに医師以外で、日本国の法律のもと骨折部分に触り、術を施すことができるのは柔道整復師のみです。

そんな柔整師が必須科目として習う、骨折総論の中から骨折の定義と、骨折による一般外傷症状について書いていきます。

 

まず骨折とは、「外力により骨の解剖学的連続性が完全あるいは部分的に離断された状態」のことを言います。

 

次に、骨折した時の一般外傷症状について書いていきます。

1 自発痛 安静にいていても痛い。

2 限局性圧痛 骨を押したときに出る痛み。

3 介達痛  骨折部から離れたところを刺激した時の痛み。

4 軸圧痛  骨の長軸方向に生じる骨折部の痛み。

5 叩打痛  骨折部から離れたところをたたくことにより骨折部に生じる痛み。

6 圧迫痛  肋骨骨折の時など胸郭を前後で圧迫した時に生じる痛み。

7 動揺痛  骨折部揺らしたり動揺させると起こる痛み。

8 牽引痛  骨折部を引き離すように長軸方向に引っ張ると現れる痛み。

9 腫脹   骨折部に生じ、脱臼や捻挫と比べ急激かつ高度に現れる。

 

以上が、骨折の一般外傷症状と言われるものです。

この中で当てはまるものが多ければ多い程、骨折している可能性が高くなります。

次回は、骨折の固有症状について書いていきます!

 

神楽坂から徒歩五分 東五軒町鍼灸整骨院より。

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