当院で行っている刺絡とはまた違う、無血刺絡療法。チクチク療法とは??

皆様こんにちは。

今日は、無血刺絡療法といわれるものについてお話をしていきます。

 

当院では、刺絡療法に力を入れており積極的に行ってます。

刺絡療法とは、溜っている滞った血(瘀血)を外に出し、あらゆる症状を改善させるという方法です。

 

やみくもに血を出すのではなく、症状に応じてしかるべき経穴から特殊な鍼を用いて血を抜きます。

これは、東洋医学、経絡経穴概論を深く理解した鍼灸師にしかできない療法です。

 

さて、刺絡は血を抜きますが、無血刺絡といって血を出さないで刺絡で使う急所などに施術をする方法があります。

当院でも臨機応変に取り入れて行っております。

 

手足の指先には井穴といって五臓六腑に通じる経穴があるとされています。鍼灸師は患者様の状態によりその急所から刺絡を行います。

しかし、無血刺絡ではそのような経穴に「チクチク」という刺激をシャーペンや、つまようじなどを用いて加えていきます。

 

刺絡では、20から30滴程血を出すという基準がありますが当然、無血刺絡では血を出しません。

血を出さなくても、 チクチクという刺激をあたえることにより副交感神経を働かせ、痛みの神経を弱らせるという効果があります。

 

刺絡治療のように、滞った瘀血を出させることにより改善するケースもあれば、指先に刺激を加えるだけで痛みの神経を治めるというケースもあります。

 

副交感神経を優位にし、血流を良くして痛みを和らげると書きましたが、その他にアレルギー症状を抑える効果もあります。

免疫が過剰に反応して様々な症状を引き起こすという自己免疫疾患、アレルギー症状ですが、副交感神経を優位にさせることにより過剰な働きを抑えるという効果があります。

 

当院でも、腱鞘炎の方や急性外傷の方、膠原病を患ってらっしゃる方など様々な患者様に刺絡療法や、血を出さないで行う刺絡を施術しております。効果が出やすい方や、何回か続けないと効果が感じられない方などいらっしゃいますが、あらゆる症状に対して良い変化がみられることが非常に多いです。

気になる方は是非当院へお越しください。

 

神楽坂 東五軒町鍼灸整骨院より。

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