三種混合ワクチン。ジフテリア。

皆様こんばんは。

今日は、三種混合ワクチンのうちの一つ、ジフテリアについて書いていきます。

ジフテリアは、ジフテリア菌による急性感染症で、感染症法の二類感染症に分類されています。

今では、三種混合ワクチンのおかげでかなり少なくなっているようです。

ジフテリアの症状としては、咽頭痛、発熱、などです。風邪の症状と似ていますが、扁桃が赤く腫れあがり、灰褐色の偽膜を形成するという事が大きく異なります。

この偽膜が厄介で、扁桃にできた偽膜は、咽頭、軟口蓋、喉頭へと広がり気道を閉塞して窒息する危険性があります。

さらに、ジフテリアの産生する毒素により、心筋障害（頻脈、不整脈、心不全）や神経障害（軟口蓋麻痺、眼球麻痺、横隔膜麻痺、四肢麻痺）が合併症として起きる可能性もあります。

治療方針としては、絶対安静にしてペニシリン系やマクロライド系などの抗菌薬を投与するというものです。

今では適切な処置により、予後はかなり改善され死亡率は１％以下になっているようです！

神楽坂　東五軒町鍼灸整骨院より。

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